JIS Z2507:2000

01-03-2023 comment

JIS Z2507:2000 焼結軸受−圧環強さ試験方法 Sintered metal bearing−Determination of radial crushing strength
1. 適用範囲
この規格は,一般に軸受といわれる中空円筒形の焼結部品の圧環強さを測定する方法について規定する。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 2739 : 1973, Sintered metal bushes−Determination of radial crushing strength 関連規格 JIS B 7721 引張試験機−力の検証方法
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用規格は,その最新版を適用する。
JIS Z 8401 数値の丸め方 3. 応用分野 この方法は,純金属粉又は合金粉からなる焼結軸受に適用する。
4. 原則 中空円筒の変形が直径の10%を超えないように,直径方向の荷重を破壊が生じるまで連続的に加える。
測定された最大荷重と中空円筒の寸法との関係式で値を計算し,この値を“圧環強さ”とする。
5. 装置
5.1 圧縮装置 中空円筒に半径方向の荷重を加えられるもの。
5.2 荷重測定装置 測定する最大荷重の値を読むことのできるもの。 参考 圧縮装置,荷重測定装置は,JIS B 7721を用いるとよい。装置は強固な基礎台に据付け,二つの加圧面が平行になるようにする。
6. 試験片 試験片(図1参照)は,焼結した中空円筒形のもので,含油されていなくてもよく,フランジ,ノッチ,溝,大きな面取り,加工穴,油溝又はキー溝などがあってはならない。 必要があれば,この円筒形のものは機械加工してもよいが,この場合得られる結果は機械加工していないものとは異なる可能性がある。
備考 試験片の寸法を測定するときは,次のようにする。
a) 厚さ 直接測定又は内外径の差の1/2とする。 直接測定する場合は,両端面から約3mm入った各々の位置で,軸受の縦軸に対して対称の2点について測定し,その平均値をとる。
b) 外径 両端面から約3mm入った各々の点で互いに直行する2方向について測定し,その平均値をとる。
c) 内径 厚さ測定のために内径を測定する場合は,両端面から約3mm入った各々の点で互いに直交する2方向について測定し,その平均値をとる。
内径用リミットゲージによらなければならない場合は,この限りではない。
d) 長さ 縦軸に対して対称の2点について測定し,その平均値をとる。
e) 精度 厚さ,外径及び長さは少なくても0.5%の精度で測定する。ただし,2mm以下の厚さに対しては0.01mに,また,10mm以下の外径及び長さに対しては0.05mmにとどめてもよい。 なお,内外径の差から厚さを求める場合は,いずれも0.01mmの精度を必要とする。
7. 試験方法 圧縮装置のプレート間に試験片を置き,その軸がプレートの水平面と平行になるようにする(図2参照)。

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