JIS X7105:2001 大気中の浮遊粒子状物質自動計測器 Automatic monitors for suspended particulate matter in ambient air
1. 適用範囲 この規格は,大気中の浮遊粒子状物質の濃度を連続的に測定するための自動計測器(以下,計測器という。)について規定する。 測定原理として,次の種類がある。 a) ベータ線吸収方式
b) 圧電天びん方式 c) 光散乱方式 d) フィルタ振動方式
備考1. これらのほかの測定原理の計測器として,吸光方式に基づくものを附属書3(参考)に示す。
2. 計測器の種類及び測定範囲については,附属書1(規定)に示す。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS B 7551 フロート形面積流量計
JIS C 1302 絶縁抵抗計 JIS K 0211 分析化学用語(基礎部門)
JIS K 0215 分析化学用語(分析機器部門)
JIS K 0901 気体中のダスト試料捕集用ろ過材の形状,寸法並びに性能試験方法
JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8813 浮遊粉じん濃度測定方法通則
JIS Z 8814 ロウボリウムエアサンプラ JIS Z 8901 試験用粉体及び試験用粒子 3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 0211及びJIS K 0215によるほか,次による。
a) 浮遊粒子状物質 大気中に浮遊する粉じん(ここでは,ダスト,ヒューム,ミストを含む。)。
備考 環境基本法に基づく大気の汚染に係る環境基準に関する浮遊粒子状物質とは,大気中に浮遊する粒子状物質で,その粒径が10洀下のものをいう。
b) 相対濃度 質量濃度及び一定の相対的関係にある物理量を測定して得られる値にある係数を乗じて質量濃度としたもの。
c) 質量濃度 単位体積の空気中の浮遊粒子状物質の質量。単位は,洀最一洀㌰栰夰
d) 校正用空気 計測器の校正に用いる粒子(校正用粒子)を含む空気。
e) 粒径 幾何学的又は物理学的性質に基づいて定められる粒子の大きさ。物理学的性質によるものには,
JIS X7105:2001
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