JIS T5502:2001 歯科用回転器具−試験方法Dental rotary instruments−Test methods
1.適用範囲 この規格は,歯科用バー,技工用カーバイド切削器具,ダイヤモンド研削器具及び技工用アブレーシブ研削器具などの歯科用回転器具(以下,回転器具という。)に対する試験方法について規定する。ただし,根管治療用具を除く。備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。ISO/DIS 8325 : 1997 Dental rotary instruments−Test methods (MOD)
2.引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JIS B 7503 ダイヤルゲージJIS B 7536 電気マイクロメータJIS T 5504-1 歯科用回転器具−軸−第 1 部:金属製備考 ISO 1797-1 : 1992, Dental rotary instruments−Shanks−Part 1 : Shanks made of mentals からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3.試験方法
3.1寸法測定試験
3.1.1作業部(又は頭部)の直径a)器具 作業部の直径の測定は,次に示す器具又はこれらと同等以上の精度をもつ器具を用いる。測定器具は 0.01mm の精度で測定でき,機械的測定器具の測定力は 1.5N 以下のものでなくてはならない。
1)JIS B 7503に規定するダイヤルゲージでタングステンカーバイドブレード付き
2)JIS B 7536に規定する電気マイクロメータ
3)タングステンカーバイドリングゲージ
4)エアーゲージ5)ダイヤルインジケータボアゲージ
b)測定点 円柱形の回転器具の測定点は,原則として作業部の中央とする。
c)測定
1)歯科用バー,技工用カーバイド切削器具及び技工用アブレーシブ研削器具の場合には,回転器具の作業部最大直径部分を 1 回測定する(図 1 及び図 2 参照)。
2)ダイヤモンド研削器具の場合には,図 3 に示す同一円周上の直径を約 120ºの角度で 3 か所のそれぞ
JIS T5502:2001
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