JIS R3453:2001

01-04-2023 comment

JIS R3453:2001 ジョイントシート Compressed fiber jointing
1. 適用範囲 この規格は,ジョイントシートについて規定する。ジョイントシートの用途は,水,油,空気,水蒸気などを輸送する管又は機器のガスケットとして使用することである。形態は,繊維,ゴム,加硫剤及び各種充てん材を混和し,ち密で均等なシート状に加熱圧縮したものである。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによっ
て,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示
JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS K 6251 加硫ゴムの引張試験方法
JIS K 6258 加硫ゴムの浸せき試験方法
3. 種類 ジョイントシートの種類は,使用温度及び使用圧力によって区分し,表1に示す2種類とする。 表1 種類 種類 使用温度 ℃ 使用圧力(1)MPa 空気の場合 水蒸気の場合 水・油の場合 A種 120以下 0.50以下 0.20以下 1.00以下 B種 220以下 1.00以下 1.60以下 1.60以下 注(1) 使用圧力は,ゲージ圧力を示す。
備考 表中の値は,製造業者の指定するガスケット締付け条件などを満たしたときの目安であり,この値を一律に保証するものではない。
4. 品質 ジョイントシートは,使用上有害なひび,割れ,むらなどがないものであり,かつ,6.によって試験した場合,表2の規定に適合するものでなければならない。
5. 寸法 ジョイントシートの寸法は厚さ,幅(2),長さ(3)によって表す。
注(2) 幅とは,繊維と直角方向の長さ (3) 長さとは,繊維と並行方向の長さ
6. 試験
6.1 試験の一般条件
6.1.1 試料 試料は,厚さ1.5±0.1mmのジョイントシートの端から150mm幅に切り取る。
6.1.2 試料の標準状態 標準状態の試料は,100±2℃に保ったギヤ式老化試験機又はこれに準じた恒温槽に入れ,60分間保持した後取り出し,デシケータ中で室温まで放冷したものとする。また,試験は,すべて標準状態の試料について行う。 なお,試験場所の標準状態については,試験温度は25±5℃とし,試験湿度は参考として記録する。
6.1.3 試験結果のまとめ方 試験結果による数値のまとめ方は,表3による。

                                           Related Information                                             Download
PS:Thank you for your support!
AGMA 2000FTM10-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM10-2000 pdf download

Carburized spur gears were tested to determine bending fatigue life under variable loads. Fatigue life in random tests is shorter than in block programmed tests. However, chronological order of loads in block programmed tests has insignificant influence....
Read More
AGMA 2000FTM2-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM2-2000 pdf download

The International Gearing Standard IS0 6336, in part 5, addresses the metallurgical requirements to achieve the rated service performance. For high quality carburise case hardened gears the heat treater is required to achieve, in conjunction with other...
Read More
JIS Z8739:2001 JIS Standards

JIS Z8739:2001

JIS Z8739:2001 音響−音響パワーレベル算出に 使用される基準音源の性能及び 校正に対する要求事項 Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference sound sources used for the determination of sound power levels 1. 適用範囲 この規格は,基準音源についての次の音響性能の要求事項を規定する。 − 音響パワー出力の時間定常性及び繰返し性 − スペクトル特性 − 指向性指数 音響パワー出力の安定性及び指向性が必要とされる音源の指向性指数は,通常は基準音源の適合性試験に付随して算出される。指向性測定のために(例外については5.5参照),適合性試験は半無響環境に限って実行できる。定期的検証測定の場合に,通常,周波数バンドの音響パワーレベルだけを測定する。この場合に測定は半無響又は残響条件で実施してよい。また,この規格は,オクターブバンド及び1/3オクターブバンドでかつ周波数重み付けAで,空気の特性インピーダンス(爀  一一洀㌰死地慎における音響パワーレベルで表すための基準音源として使用するための音源の校正手順を規定する。適合性試験及び検証のために様々な手順を規定する。 備考 基準音源は,例えばISO 9295のように,1/2オクターブバンドでの測定のために使っても差し支えない。 しかし,そのような状況ではこの規格で規定される安定性と再現性の限界は適用されない。...
Read More

LEAVE A REPLY

Anonymous netizen Fill in information