JIS R2611:2001

01-04-2023 comment

JIS R2611:2001 耐火断熱れんが Insulating fire bricks
1. 適用範囲
この規格は,熱伝導率が低く,蓄熱量が小さく主として炉壁からの放散熱量軽減のために使用される耐火断熱れんがの特性表示方法を規定する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 2245 : 1990 Shaped insulating refractory products−Classification (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS R 2613 耐火断熱れんが−加熱による残存線変化率測定方法 備考 ISO 2477 : 1987, Shaped insulating refracory products−Determination of permanent change in dimensions on heatingからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS R 2614 耐火断熱れんがの比重及び真気孔率測定方法 備考 ISO 5016 : 1997, Shaped insulating refractory products−Determimation of bulk density and true porosityからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS R 2616 耐火断熱れんがの熱伝導率の試験方法
備考 ISO 8894-1 : 1987, Refractory materials−Determination of thermal conductivity−Part1 : Hotwire method (cross-array) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 特性の表示
3.1 表示項目 耐火断熱れんがの特性は,次の項目で表示する。
a) 残存線変化率が±2%を超えない温度 (℃)
b) かさ比重
c) 熱伝導率 [W/ (m・K) 600℃±10℃]
3.2 表示方法 表示項目をa)-b)-c)のようにファイホンで結び,次の具体例のように表示する。 具体例 900−0.50−0.15 4. 測定 この規格に用いる耐火断熱れんがの特性は,次の方法で測定する。
4.1 残存線変化率が±2%を超えない温度 (℃) JIS R 2613によって,耐火断熱れんがの残存線変化率を100℃単位で測定し,測定値が±2%を超えない最高温度をもって特性値とする。
4.2 かさ比重 耐火断熱れんがのかさ比重は,JIS R 2614によって求めた値の0.05に満たない部分を切り上げ,0.05単位の数値を測定値とする。そして,この値を表示に用いることができる。
4.3 熱伝導率 [W/ (m・K) 600℃±10℃] JIS R 2616の熱線法によって,600℃±10℃における熱伝導率の測定値を求める。表示には測定値を下回らない0.01単位の値を用いることができる。
5. 製品表示 耐火断熱れんがには,1個ごと及び1包装ごとに容易に消えない方法で少なくとも次の事項を表示する。
a) 特性
b) 製造業者名又はその略号 なお,1個ごとの表示の場合は,特性の代わりに特性を認識できる略号又は符号を用いてもよい。

                                           Related Information                                             Download
PS:Thank you for your support!
AGMA 2000FTM10-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM10-2000 pdf download

Carburized spur gears were tested to determine bending fatigue life under variable loads. Fatigue life in random tests is shorter than in block programmed tests. However, chronological order of loads in block programmed tests has insignificant influence....
Read More
AGMA 2000FTM2-2000 pdf download JIS Standards

AGMA 2000FTM2-2000 pdf download

The International Gearing Standard IS0 6336, in part 5, addresses the metallurgical requirements to achieve the rated service performance. For high quality carburise case hardened gears the heat treater is required to achieve, in conjunction with other...
Read More
JIS Z8739:2001 JIS Standards

JIS Z8739:2001

JIS Z8739:2001 音響−音響パワーレベル算出に 使用される基準音源の性能及び 校正に対する要求事項 Acoustics−Requirements for the performance and calibration of reference sound sources used for the determination of sound power levels 1. 適用範囲 この規格は,基準音源についての次の音響性能の要求事項を規定する。 − 音響パワー出力の時間定常性及び繰返し性 − スペクトル特性 − 指向性指数 音響パワー出力の安定性及び指向性が必要とされる音源の指向性指数は,通常は基準音源の適合性試験に付随して算出される。指向性測定のために(例外については5.5参照),適合性試験は半無響環境に限って実行できる。定期的検証測定の場合に,通常,周波数バンドの音響パワーレベルだけを測定する。この場合に測定は半無響又は残響条件で実施してよい。また,この規格は,オクターブバンド及び1/3オクターブバンドでかつ周波数重み付けAで,空気の特性インピーダンス(爀  一一洀㌰死地慎における音響パワーレベルで表すための基準音源として使用するための音源の校正手順を規定する。適合性試験及び検証のために様々な手順を規定する。 備考 基準音源は,例えばISO 9295のように,1/2オクターブバンドでの測定のために使っても差し支えない。 しかし,そのような状況ではこの規格で規定される安定性と再現性の限界は適用されない。...
Read More

LEAVE A REPLY

Anonymous netizen Fill in information