JIS P8115:2001 紙及び板紙−耐折強さ試験方法− MIT試験機法 Paper and board−Determination of folding endurance− MIT method
1. 適用範囲 この規格は,MIT試験機によって紙及び板紙の耐折強さを試験する方法について規定する。
備考1. この規格は,厚さ1.25mm以下の紙及び板紙に適用する。
2. この規格で測定する耐折回数は,2003年3月31日に廃止する。
3. この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づきMOD(修正している)とする。 ISO 5626 : 1993 Paper−Determination of folding endurance (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語 JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法 備考 ISO 186 : 1994, Paper and board−Sampling to determine average qualityからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態 備考 ISO 187 : 1990, Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samplesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 9401-1 データの統計的な解釈方法−第1部:データの統計的記述
3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
a) 往復折曲げ (double fold) 試験片を同一線上に一回完全に表裏に折り曲げること。
b) 耐折回数 紙及び板紙の試験片が破断するまでの往復折曲げ回数。
JIS P8115:2001
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