JIS H4670:2001 チタン及びチタン合金−線及び線材 Titanium and titanium alloys-Wires and wire rods
1 適用範囲 この規格は,断面の形状が円形のチタン及びチタン合金の線及び線材(以下,それぞれ線及び線材という。)について規定する。ただし,線又は線材を矯正し,所定の長さに切断した棒は,JIS H 4650(チタン及びチタン合金−棒)で規定し,この規格には含まない。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則 JIS H 1610 チタン及びチタン合金−サンプリング方法
JIS H 1612 チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
JIS H 1614 チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
JIS H 1617 チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
JIS H 1619 チタン及びチタン合金−水素定量方法
JIS H 1620 チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
JIS H 1621 チタン合金中のパラジウム定量方法
JIS H 1622 チタン合金−アルミニウム定量方法
JIS H 1624 チタン合金−バナジウム定量方法
JIS H 1625 チタン合金−ランタン,セリウム,プラセオジム及びネオジム定量方法
JIS H 1626 チタン合金−硫黄定量方法
JIS H 1630 チタンの発光分光分析方法
JIS H 1631 チタン合金−蛍光X線分析方法
JIS H 1632-2 チタン−ICP発光分光分析方法−第2部:パラジウム,マンガン,鉄,マグネシウム,けい素,アルミニウム,バナジウム,ニッケル,クロム,すず,銅,モリブデン,ジルコニウム,ニオブ,タンタル,コバルト及びイットリウム定量方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 線
線材を伸線など冷間加工し,コイル状に巻いた製品。
3.2 線材 棒状に熱間圧延し,コイル状に巻いたもので,線又は棒をつくるための中間製品。一般に径が4 mm以上で,後続の伸線加工を意図したものをいう。
4 種類及び記号,並びに適用寸法 線及び線材の種類及び記号は,それぞれ表1及び表2による。また,線及び線材の適用寸法(径)は,表3による。 なお,線及び線材の代表寸法を,参考として附属書Aに示す。
JIS H4670:2001
PS:Thank you for your support!