JIS H4630:2001 チタン及びチタン合金−継目無管 Titanium and titanium alloys-Seamless pipes
1 適用範囲 この規格は,熱交換器以外に使用する断面が円形のチタン及びチタン合金の継目無管(以下,管という。)について規定する。
2 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則 JIS H 0515 チタン管の渦流探傷検査方法
JIS H 0516 チタン管の超音波探傷検査方法
JIS H 1610 チタン及びチタン合金−サンプリング方法
JIS H 1612 チタン及びチタン合金中の窒素定量方法
JIS H 1614 チタン及びチタン合金中の鉄定量方法
JIS H 1617 チタン及びチタン合金中の炭素定量方法
JIS H 1619 チタン及びチタン合金−水素定量方法
JIS H 1620 チタン及びチタン合金中の酸素定量方法
JIS H 1621 チタン合金中のパラジウム定量方法
JIS H 1622 チタン合金−アルミニウム定量方法
JIS H 1624 チタン合金−バナジウム定量方法
JIS H 1630 チタンの発光分光分析方法 JIS H 1631 チタン合金−蛍光X線分析方法 JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 用語及び定義 この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1 低温焼なまし 強度を確保したまま,残留応力を除去するために,完全焼なましより低い温度で行う熱処理。
3.2 完全焼なまし 結晶組織を調整し,軟化及び完全な残留応力の除去のために,適切な高温に加熱した後,通常は徐冷する熱処理。
4 種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号 管の種類,寸法,仕上方法,熱処理及び記号は,表1による。管の代表寸法を,参考として附属書Aに示す。
JIS H4630:2001
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