JIS G7602:2000 ばね用ステンレス鋼−第 1 部:線(ISO 仕様)
a)要求数量
b)線径
c)この規格の番号 (JIS G 7602)
d)鋼種e)納入状態(4.2.2.1 と 4.2.2.2 参照)f)表面状態(4.2.2.3 参照)g)納入形態(4.2.1 参照)h)必要書類の種類(5.1.1 参照)例− JIS G 7602 に基づくばね用ステンレス鋼線 2 トン,線径 2.00mm,鋼種 No.1,ばね用硬引状態 (C) ,標準引張強さ (NS) ,被覆処理,コイル巻き,ISO 10474 の
3.1.B に基づく検査証明書。− ばね用ステンレス鋼線 2 トン,線径 2.00mm,JIS G 7602,鋼種 No.1,ばね用硬引状態 C,強さ NS,被覆処理,コイル巻き,ISO 10474 の 3.1.B に基づく検査証明書。
4.要求事項
4.1鋼及び製品の製造 注文書の中で協定されない限り,鋼及び製品の製造工程は,製造業者が判断する。
4.2納入
4.2.1納入形態 線はスプール巻き,コイル巻き又は直線で供給される。数コイルを集めて,キャリアに載せてもよい。4.2.2納入状態4.2.2.1線の納入状態は,常に注文者が指定する。可能な納入状態は,表 2 による。鋼種 No.3 の熱処理した状態 (T) は,標準の納入状態でなく,引合い及び注文時に協定される。熱処理は,変色の原因となる可能性がある(A.5.2.2 参照)。
4.2.2.2各コイルは,1 本の線からなり,キンクがないように巻かれていなければならない。スプール巻き又はキャリア巻きの線は,引合い及び注文時の協定があれば,最大 2 本の線で構成されてもよい。スプールから取り出した線は,スプールの胴径より小さくなく,胴径の 2.5 倍未満の円形のキャストにならなければならない。コイル巻きの線は,元のコイル径より小さくなく,元のコイル径の 1.5 倍未満の円形キャストにならなければならない。任意のキャストの径を,引合い及び注文時に協定してもよい。
4.2.2.3ばね用ステンレス鋼線の表面状態は,受渡当事者間の協定による。
4.3化学成分
4.3.1溶鋼分析によって得られる化学成分は,表 1 による。4.3.2表 1 に規定する値と製品分析との間の許容変動値は,表 3 による。
JIS G7602:2000
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