JIS G5502:2001 球状黒鉛鋳鉄品 Spheroidal graphite iron castings
1. 適用範囲 この規格は,球状黒鉛鋳鉄品(以下,鋳鉄品という。)とその供試材について規定する。 備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 1083 : 1987 Spheroidal graphite cast iron−Classification (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0403 鋳造品−寸法公差方式及び削り代方式
JIS G 1211 鉄及び鋼−炭素定量方法
JIS G 1212 鉄及び鋼−けい素定量方法 JIS G 1213 鉄及び鋼中のマンガン定量方法
JIS G 1214 鉄及び鋼−りん定量方法 JIS G 1215 鉄及び鋼−硫黄定量方法
JIS G 1253 鉄及び鋼−スパーク放電発光分光分析方法 JIS G 1256 鉄及び鋼−蛍光X線分析方法
JIS G 1257 鉄及び鋼−原子吸光分析方法
JIS Z 2201 金属材料引張試験片 備考 ISO 6892 : 1984 Metallic materials−Tensile testingからの引用事項は,この規格の該当部分と同等である。
JIS Z 2202 金属材料衝撃試験片 備考
ISO/DIS 148-1 : 1996 Metallic materials−Charpy impact test (V−notch and U−notch) からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 別鋳込み供試材 鋳鉄品とは別個に,砂型を用いて,1バッチごとに鋳造する供試材。
b) 本体付き供試材 鋳鉄品本体の所定の位置に,鋳鉄品と同種の鋳型を付着させ鋳造する供試材。
JIS G5502:2001
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