JIS G1224:2001 鉄及び鋼−アルミニウム定量方法 Iron and steel−Methods for determination of aluminium content
1. 適用範囲 この規格は,鉄及び鋼中のアルミニウム定量方法について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 1201 鉄及び鋼の分析方法通則 JIS K 8001 試薬試験方法通則
3. 一般事項 定量方法に共通な一般事項は,JIS G 1201による。
4. 定量方法の区分 アルミニウムの定量方法は,次のいずれかによる。
a) 8−キノリノール沈殿分離臭素酸カリウム・チオ硫酸ナトリウム逆滴定法 この方法は,アルミニウム含有率0.1% (m/m) 以上5% (m/m) 以下の試料に適用し,その定量方法は,附属書1(規定)による。
b) 鉄分離クロムアズロールS吸光光度法 この方法は,アルミニウム含有率0.000 5% (m/m) 以上0.12% (m/m) 以下の試料に適用し,その定量方法は,附属書2(規定)による。ただし,この方法は,呈色のために分取した試料溶液中にクロムが600洀李上又はニッケルが2mg以上を,単独ででも共存する試料には適用できない。
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