JIS F7131:2001 船体付ディスタンスピース Shipbuilding−Distance pieces for ship’s hull
1. 適用範囲
この規格は,船の外板又はシーチェストに取り付けるディスタンスピースについて規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1181 六角ナット JIS B 2238 鋼製管フランジ通則
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
JIS G 3455 高圧配管用炭素鋼鋼管
JIS G 3456 高温配管用炭素鋼鋼管 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材 JIS G 4303 ステンレス鋼棒
3. 種類 ディスタンスピースの種類は,次の表1による。 表1 ディスタンスピースの種類 種類 形状 主な用途 A形 座管 吸込み弁,吐出し弁及び空気抜き弁用 A1形 座管 吐出し弁用 B形 座金 ブローオフ弁用 D形 座金 吸込み弁及びスピゴット形吐出し弁用 E形 差込み口付座金 吸込み弁及び吐出し弁用
4. 構造,形状及び寸法 ディスタンスピースの構造,形状及び寸法は,付図1,付図2,付図4,付図6及び付図8による。
5. 材料 ディスタンスピースの材料は,付図3,付図5,付図7,付図9及び付図10によるのがよい。
6. 検査 ディスタンスピースの検査は,次によって行う。
a) 外観検査 外観は,使用上有害な欠陥があってはならない。
b) 水圧検査 水圧検査は,内部に0.5MPaの水圧を加えたとき,各部に異状があってはならない。
7. 製品の呼び方 ディスタンスピースの呼び方は,規格名称,種類,呼び圧力,呼び径はそれらの略号による。ただし,規格の名称の代わりに規格番号を用いてもよい。 例
JIS F7131:2001
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