JIS B7920:2000 湿度計−試験方法
1. 適用範囲
この規格は,湿度計(1)の校正方法及び性能試験方法について規定する。
注(1) センサ単体など,それだけでは湿度計として使用できないものは除く。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS Z 8103 計測用語 JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8806 湿度−測定方法 JIS Z 9325 校正機関及び試験所の能力に関する一般要求事項 備考 ISO/IEC Guide 25 : 1990, General requirements for the competence of calibration and testing laboratoriesが,この規格と一致している。 OIML R 121 : 1996, The scale of relative humidity of air certified against saturated salt solutions Guide to the expression of uncertainty in measurement (GUM) : 1993 issued by BIPM, IEC, IFCC, ISO, IUPAC, IUPAP and OIML
3. 定義 この規格に用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103及びJIS Z 8806によるほか,次による。
a) 試験槽 被試験湿度計の試験を行うために必要な環境条件を実現する槽。 b) 飽和槽 水蒸気で飽和した空気を作りだす槽。
4. 湿度計の種類 湿度計の種類は,次による。
a) 光学式露点計(2)(以下,単に露点計ともいう。
b) 通風乾湿計(2) c) 電子式湿度計(2)
d) 熱伝導率式湿度計(2)
e) 毛髪湿度計(2)
f) その他の湿度計(3) 注(2) JIS Z 8806による。
(3) 上記湿度計の校正及び試験に準拠した方法を適用できる湿度計。
5. 試験に必要な環境及び設備 5.1 試験場所の環境 試験を行う場所の環境は,次の条件を満たさなければならない
JIS B7920:2000
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