JIS B1015:2001 おねじ部品用ヘクサロビュラ穴 Hexalobular internal driving feature for bolts and screws
1 適用範囲
この規格は,ボルト及び小ねじ及びタッピンねじ用のヘクサロビュラ穴(以下,穴という。)の形状及び基準寸法,並びにゲージによる検査方法について規定する。 穴の輪郭の曲線は,表3〜表5で規定するゲージによって決められる。輪郭を描くときに用いる追加の情報を,附属書Aに示す。
この規格は,穴の検査に必要な詳細事項を示すことを意図している。製品製作の規格としては不適切であり,そのために用いる規格ではない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 ISO 10664:2014,Hexalobular internal driving feature for bolts and screws(IDT) なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”ことを示す。
2 基準寸法 基準寸法は,図1及び表1による。
3 ゲージによる検査
3.1 原理 穴は,通り側ゲージ(3.2参照)が該当する製品規格で規定する沈み深さtまで容易に入らなければならない。
止り側ゲージ(3.3.1及び3.3.2参照)は,表2で規定する口元の広がり部の許容深さfより深く入ってはならない。
全てのゲージによる検査は,頭部の上面を基準にして行う。頭部の上面が丸い場合には,測定は頭部の上面と穴の入口の座ぐりの上面とが実際に交差する点からとする。 ダイヤルゲージを用いるときは,ダイヤルゲージは,検査用ゲージの先端を平らな表面に押し付けて,ダイヤルゲージのプランジャーが押し上げられた状態をゼロ目盛にする(図2参照)。
JIS B1015:2001
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