JIS B0029:2000 製図−姿勢及び位置の 公差表示方式−突出公差域
1. 適用範囲 この規格は,突出公差域の定義及びその表示方式について規定する。
備考1. この規格に定める方式は,JIS B 0021の13.と同じである。 2. この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 10578 : 1992, Technical drawings−Tolerancing of orientation and location−Projected tolerance zone
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
この引用規格は,その最新版を適用する。 JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式 備考 ISO 1101, Technical drawings−Geometrical tolerancing−Tolerancing of form, orientation, location and run-out−Generalities, definitions, symbols, indications on drawingsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 定義 この規格に用いる用語の定義は,JIS B 0021による。
4. 突出公差域
突出公差域は,次のように図面に指示された形体の突出部に対して適用する(図1参照)。
a) 記号◯Pを,突出長さを表す数字の前に記入する。
b) 突出部を,細い二点鎖線で表す。
c) 記号◯Pを,公差記入枠の公差値に続けて記入する。
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