JIS A1408:2001

01-04-2023 comment

JIS A1408:2001 pdf download 建築用ボード類の曲げ及び衝撃試験方法Test methods of bending and impact for building boards
1.適用範囲 この規格は,建築用ボード類の曲げ試験方法及び衝撃試験方法について規定する。ただし,ボードは,平板とし,波板など凹凸をもつものは除く。
2.引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。JIS B 1501 玉軸受用鋼球JIS B 7503 ダイヤルゲージJIS G 3101 一般構造用圧延鋼材JIS R 5201 セメントの物理試験方法JIS Z 8401 数値の丸め方3.定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。a)気乾状態 試験体を通風のよい室内に 7 日間以上静置した状態。
b)乾燥状態 試験体に悪影響を与えない温度の乾燥器中で,ほぼ一定質量になるまで静置した状態。
c)湿潤状態 試験体を温度 20〜40℃,相対湿度 90%以上の室内又は容器中に静置し,ほぼ一定質量に達した状態。
d)飽水状態 試験体を 24 時間以上,清水中で吸水させた状態。
e)たわみ量 試験体を支持するスパン中央の変位から両支持部の変位の平均値を差し引いた値。
4.試験体
4.1試験体の形状 試験体の形状は,長方形又は短冊形とし,その寸法は,表 1 による。なお,曲げ試験用試験体については,材質による方向性がある場合には,長さ方向及び幅方向の 2 方向から切り取る。
4.2試験体の養生 試験体の養生は,それぞれのボード製品の規定によって,気乾,乾燥,湿潤又は飽水状態のいずれかで行う。5.試験方法5.1曲げ試験5.1.1試験装置 試験装置は,曲げ試験機,支持棒,加圧棒及び支持板から構成され,それぞれ次による。
a)曲げ試験機 曲げ試験機は,2 等分点 1 線荷重方式によるもので 5.1.2
b)に規定する荷重速度で荷重できる能力をもち,次の b)及び c)に示す支持棒,加圧棒及び支持板を備えたものとする。b)支持棒及び加圧棒 支持棒及び加圧棒は,図 1 に示すような鋼製の棒で,試験体に接する先端は半径3〜25mm の半円形とする。ただし,支持棒及び加圧棒の半径は同寸法で,その長さは,試験体の幅より大きくなければならない。
c)支持板 支持板は,図 1 に示す形状・寸法で鋼製とする。支持板は,必要に応じて使用する。その長さは,試験体の幅より大きくなければならない。

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