JIS K4800:2000 火薬用語 1. 適用範囲 この規格は,火薬関係で用いる主な用語とその定義について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 4806 工業雷管及び電気雷管 JIS K 4828-1 火薬類危険区分判定試験方法−第1部 試験シリーズ5 JIS K 4828-3 火薬類危険区分判定試験方法−第3部 試験シリーズ7 JIS K 4829 火薬類の容器包装性能試験方法 3. 分類 用語の分類は,次による。 a) 種類・名称 1) 一般 2) 火薬・爆薬 3)...
JIS K5421:2000
JIS K5421:2000 ボイル油及び煮あまに油 1. 適用範囲 この規格は,ボイル油及び煮あまに油の品質とその試験方法について規定する。 備考1. ボイル油は,塗膜形成要素を増加する目的で,調合ペイント及び油性の塗料に混合して用いる液状・透明・酸化乾燥性の脂肪油で,乾性油の1種類又はそれ以上を加工してドライヤーを加えるなどして乾燥性を強めたものである。 2. 煮あまに油は,あまに油を加工したものである。 3. この規格の対応国際規格を,次に示す。 ISO 150, Raw, refined and boiled linseed oil for paints and varnishes−Specifications and methods of test 4. この規格で用いる用語は,JIS K 5500(塗料用語)による。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS G...
JIS K6951:2000
JIS K6951:2000 プラスチック−水系培養液中の 好気的究極生分解度の求め方 −発生二酸化炭素量の測定による方法 1. 適用範囲 この規格は,発生二酸化炭素量を測定することによって,成形添加物を含むプラスチック材料の好気的生分解度を求めるための方法について規定する。試験材料は,水系培養液による実験室条件下で,活性汚泥,コンポスト又は土壌からの植種源に暴露される。 もし,植種源として非じゅん(馴)化活性汚泥を用いる場合には,この試験は,水系自然環境下での生分解過程を模擬し,混合又は予暴露植種源を用いる場合は,試験材料のあらゆる生分解性の可能性を検討する方法である。 この規格に使用された条件は,必ずしも最大の生分解が生じる最適条件に対応しないが,あらゆる生分解性の可能性又は自然環境下でのプラスチック材料の生分解性の尺度を測定するように定められている。 この方法は,炭素収支を計算することによって,生分解度の試験を向上させるものである(任意,附属書C参照)。 − 天然及び/又は合成高分子,共重合体又は,これらの混合物; − 可塑剤,着色材又は他の物質のような添加物を含むプラスチック材料; − 水溶性高分子; − 植種源に存在する微生物に試験条件下で阻害的でない材料。阻害性効果は,阻害対照を使用するか,又は他の適切な方法(例えば,ISO 8192参照)によって決定できる。もし試験材料が,植種源に阻害的で,低い試験濃度であるなら,他の植種源又は予暴露植種源を用いることができる。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけが,この規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 3. 定義 この規格では,次の定義を適用する。 3.1 好気的究極生分解 (ultimate aerobic biodegradation) 微生物による酸素の存在下での,有機物の二酸化炭素,水及び存在する他の元素の無機塩(無機質化)並びに新しいバイオマスへの分解。 3.2 活性汚泥 (activated sludge) 細菌又は他の微生物の成長によって好気的廃水処理において溶存酸素の存在下,作られるバイオマス。...
JIS K7245:2000
JIS K7245:2000 プラスチック −エポキシ樹脂用アミン系硬化剤− 第一,第二,第三アミノ基 窒素含有量の求め方 1. 適用範囲 この規格は,エポキシ樹脂用の脂肪族又は芳香族アミン系硬化剤中の第一,第二及び第三アミノ基窒素含有量の求め方について規定する。 2. 原理 2.1 脂肪族アミン化合物 2.1.1 全アミノ基窒素含有量 (XT) の測定 酢酸中で臭化水素酸又は過塩素酸による全アミノ基窒素の塩基性の電位差滴定法は,次の反応式による。 RNH2+H+→RN+H3 (RR') NH+H+→ (RR') N+H2 (RR'R") N+H+→ (RR'R") N+H ここに,R,R',R"は,アミノ基窒素に直接結合する芳香環を含まない基を意味する。以下同じ。 結果は窒素の質量百分率で示す。 2.1.2 第三アミノ基窒素含有量 (X3) の測定 第三アミノ基窒素含有量の測定は,まず,無水酢酸を用いて第一及び第二アミノ基をアミド基に変える。アミド化反応は,次の反応式による。 RNH2+ (CH3CO) 2O→RNHCOCH3+CH3COOH...
JIS K7371:2000
JIS K7371:2000 鉄鉱石−分析方法通則 1.適用範囲 この規格は,次の日本工業規格に規定する鉄鉱石の分析方法に共通な一般事項について規定する。 JIS M 8205 鉄鉱石−蛍光 X 線分析方法 JIS M 8207 鉄鉱石−ナトリウム定量方法 JIS M 8208 鉄鉱石−カリウム定量方法 JIS M 8210 鉄鉱石−コバルト定量方法 JIS M 8211 鉄鉱石−化合水定量方法 JIS M 8212 鉄鉱石−全鉄定量方法 JIS M 8213 鉄鉱石−酸可溶性鉄 (II) 定量方法...
JIS L 3416:2000
JIS L 3416:2000 面ファスナ 1.適用範囲 この規格は,一般衣料,身の回り品に用いる面ファスナ(以下,ファスナという。)について規定する。ただし,合成繊維製のものに限る。 2.引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則JIS L 0122 縫製用語JIS L 0213 繊維雑品用語JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法JIS L 1018 ニット生地試験方法JIS L 1096 一般織物試験方法JIS Z 8401 数値の丸め方3.定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS...
JIS L0104:2000
JIS L0104:2000 テックス方式による糸の表示 1. 適用範囲 この規格は,単糸及び仕上がり糸の線密度に基づき,テックス方式によって単糸,もろより糸,ケーブル糸,引そろえ糸などの構造を示す2種類の表示方法について規定する。ただし,飾り糸,かさ高加工糸などの特殊な糸及び繊維の種類,後加工,荷姿などの表示方法には,適用しない。 備考1. 表示は,テックス方式による線密度,フィラメント糸のフィラメント数,より方向,より数及び合糸数から成る。 2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEQ(同等でない)とする。 ISO 1139 : 1973 Textiles−Designation of yarns (MOD) 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。 JIS L 1013 化学繊維フィラメント糸試験方法 JIS L 1095 一般紡績糸試験方法 3. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。 a) 糸...
JIS L0304:2000
JIS L0304:2000 ふとん 1. 適用範囲 この規格は,既製のふとんについて規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版を適用する。 JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法 JIS L 1096 一般織物試験方法 JIS L 2001 綿ふとんわた JIS L 2101 綿縫糸 JIS L 2310 絹縫糸...
JIS L1905:2000
JIS L1905:2000 繊維製品のシームパッカリング評価方法 日本工業規格JIS L1905:2012繊維製品のシームパッカリング評価方法Methods for assessing the appearance of seam pucker on textiles序文 この規格は,2009 年に第 3 版として発行された ISO 7770 を基に,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書 JB に示す。また,附属書 JA は,対応国際規格にない事項である。1 適用範囲 この規格は,繊維製品のうち糸によって縫い合わされた布地又は製品に発生しているシームパッカリングの程度を目視評価する方法について規定する。この規格で,附属書 A に ISO シームパッカリングレプリカのデジタル化を参考として記述した。 また,附属書 JA に,光学三次元計測法を参考として記述した。 注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。ISO 7770:2009,Textiles−Test...
JIS L1917:2000
JIS L1917:2000 繊維製品の表面フラッシュ燃焼性試験方法 1.適用範囲 この規格は, 繊維製品の表面フラッシュ燃焼性試験方法について規定する。 2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 JIS K 2240 液化石油ガス(LP ガス) JIS L 0217 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法 JIS L 1091 繊維製品の燃焼性試験方法3.定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。 a)表面フラッシュ 基本構造の着火を除いた材料表面の炎の急速な広がり。備考 表面フラッシュと同時又は引き続いて発生する現象は,表面フラッシュの範囲に入らない。 4.試料の採取及び調整 生地の場合は,ランダムに採取する。ただし,両耳端から全幅の 1/10 ずつ,端末から 1m 以上を除いた部分から採取する。採取した試料について,洗濯処理が必要な場合には,定められた処理方法(1)で処理した後,次の試験を行う。ただし,この処理を必要としない場合には,この処理を省略することができる。試料を 105±2℃の恒温乾燥器内に 60 分間放置した後,シリカゲル入りデシケータ中に 30 分間放置する。ただし,熱による影響を受けるおそれがある試料では,50±2℃の恒温乾燥器内に...