JIS E4037:2001 鉄道車両− 構成部品−耐候性試験方法 Railway rolling stock−Components−Test methods of weatherability
1. 適用範囲 この規格は,鉄道車両を構成する部品(以下,部品という。)の耐候性試験方法について規定する。 備考 この規格を適用する対象部品については,受渡当事者間の協定による。
2. 引用規格 次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによってこの規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。 JIS B 7751-1990 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS B 7753-1993 サンシャインカーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS B 7754-1991 キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機
JIS D 0205-1987 自動車部品の耐候性試験方法
JIS K 5400-1990 塗料一般試験方法
JIS K 6259-1993 加硫ゴムのオゾン劣化試験方法
JIS K 7105-1981 プラスチックの光学的特性試験方法
JIS L 0804-1994 変退色用グレースケール
JIS Z 2381-1987 屋外暴露試験方法通則
JIS Z 8703-1983 試験場所の標準状態
JIS Z 8720-2000 測色用標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
JIS Z 8722-2000 色の測定方法−反射及び透過物体色
JIS Z 8729-1994 色の表示方法−L*a*b*表色系及びL*u*v*表色系
JIS Z 8730-1995 色の表示方法−物体色の色差
JIS Z 8741-1997 鏡面光沢度−測定方法
JIS Z 8902-1984 キセノン標準白色光源
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 耐候性 自然環境のうち,主として日光,雨露,温度,湿度及びオゾンによる劣化に対する抵抗性。
b) 耐光性(たいひかりせい) 耐候性のうち,日光,温度及び湿度による劣化に対する抵抗性。
c) 耐オゾン性 耐候性のうち,オゾンによるゴムのき裂に対する抵抗性。
d) 屋外暴露試験 自然環境状態で,耐候性,耐光性,耐オゾン性を調べる試験。
e) 促進暴露試験 人工的環境状態で,短時間の暴露によって評価できるようにして,耐候性,耐光性,耐オゾン性を調べる試験。
4. 試験の種類 試験の種類は,試験品を劣化させる方法として,屋外暴露試験及び促進暴露試験に分け,用いる装置及び条件によって表1のとおりとする。
JIS E4037:2001
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