JIS K2291:2000

01-03-2023 comment

JIS K2291:2000石油製品− 回収硫黄試験方法
1. 適用範囲
この規格は,回収硫黄の80℃減分試験方法,200℃残分試験方法,灰分試験方法及び硫黄純分算出方法について規定する。 備考1. 200℃残分試験方法及び灰分試験方法は,80℃で2時間乾燥した試料中の元素硫黄が,98質量%以上の回収硫黄に適用する。
2. 200℃残分と灰分との差は,200℃における“不揮発性れき(瀝)青物質分”に相当する。
3. この規格は,危険な試薬,操作及び装置を使うことがあるが,安全な使用方法をすべてにわたって規定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先だって,適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
4. この規格の対応国際規格を表1に示す。 なお,対応の程度を表す記号は,
ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD(修正している),NEO(同等でない)とする。
表1 対応国際規格 試験方法 対応国際規格 80℃減分試験方法
ISO 3426 : 1975 Sulphur for industrial use−Determination of loss in mass
at 80℃ (MOD) 200℃残分試験方法 ISO 3425 : 1975 Sulphur for industrial use−Determination of ash at
850-900℃ and of residue at 200℃ (MOD) 灰分試験方法
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計 JIS H 6202 化学分析用白金皿

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