JIS B8364:2000 液圧用繊維補強ゴムホースアセンブリ
1. 適用範囲
この規格は,−40〜+100℃の温度範囲において,鉱物性作動油及び水成系作動油(1)に使用する呼び径5〜51までの4種類の繊維補強ゴムホースアセンブリ(以下,ホースアセンブリという。)の性能について規定する。
注(1) ソリュブル作動油,油と水とのエマルジョン系作動油,水-グリコール系作動油,水などの液圧用作動油をいう。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規格のうちで,発行年を付記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8363 液圧用ホースアセンブリ継手金具及び附属金具
JIS K 6330-2 ゴム及び樹脂ホース試験方法‐第2部:耐圧性試験 備考 ISO 1402 : 1994, Rubber and plastics hoses and hose assemblies−Hydrostatic testingからの引用事項が,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 6330-4 ゴム及び樹脂ホース試験方法−第4部:低温試験 備考 ISO 4672 : 1988, Rubber and plastics hoses−Sub-ambient temperature flexibility testsからの引用事項が,この規格の該当事項と同等である。 JIS K 6330-8 ゴム及び樹脂ホース
試験方法−第8部:衝撃圧力試験
備考 ISO 6803 : 1994, Rubber or plastics hoses and hose assemblies−Hydraulic-pressure impulse test without flexingが,この規格と一致している。 JIS K 6379 液圧用繊維補強ゴムホース 備考 ISO 4079 : 1991, Rubber hoses and hose assemblies−Textile-reinforced hydraulic type−Specification からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. 種類及び記号
3.1 種類 ホースアセンブリの種類は,最高使用圧力によって,以下の4種類に分類し,使用する繊維補強ゴムホース(以下,ホースという。)及び継手金具(以下,継手という。)によって,表1のとおり区分する。 なお,最高使用圧力とは,連続して使用できる最高圧力(ゲージ圧力)をいう。
タイプ1:1層繊維編組補強ゴムホース
タイプ2:1層繊維編組補強ゴムホース
タイプ3:2層繊維編組補強ゴムホース タイプ4:1層又は2層繊維編組補強ゴムホース
JIS B8364:2000
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